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SHERLOCK

先日 BSで放送した
BBSドラマ「SHERLOCK」全3話



30代前半、やせ型で長身、そして高飛車。レーシング・エンジン並みの超高速な頭の回転で、複雑怪奇な事件を解決する類まれな人物。

という21世紀版シャーロックは最初見た目がヤワすぎでは?と思ったけど 
「高機能社会不適応者」というバリバリに性格悪いキャラが徹底していてすぐなじんだ。

ファンの多かったBBSのドラマのシャーロックもキャラ立ちよかったが
ワトソン君はちょっといい人すぎてまぬけに見える


この現代版のワトソンはアフガニスタンで負傷してトラウマを持った元陸軍意
ということで深みがあるキャラになっている

やたら二人のBLネタが多いのはイギリスでもそういうの流行りなの?と思うけど
若い女の子が全然でてこないので自然とそうなるのかな。。。

レストレード警部も渋いイケメン。。
と思ったら「モーリス」のルパート・グレイブスだった

全3話オリジナルストーリーでみごたえがある
最後にモリアーティもでてくるけど to be continued 的な終わりなので
本国ではもっとシリーズあるんだろう そのうち日本でもやるだろう
と思ったけど今のところ 続きはないらしい

ぜひ続編を作ってほしい

ベルギー映画 VINYAN ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督
        

以前ベルギー映画Cavaire(最悪の邦題「変態村」)が非常に気に入ってることを書きましたが、DVDの特典映像 短編作品 A WONDERFUL LOVE と、2作目のVINYAN(さらに最悪の邦題「変態島」 原題は「成仏しない霊魂」の意味)をみてますますこのベルギーの映画監督ファブリス・ドゥ・ヴェルツが好きになりました。

インタビューおもしろい! わたしが好きになるのは当然な感じ ^0^
http://www.eatmybrains.com/showfeature.php?id=39

・Cavaire は「サイコ」と「悪魔のいけにえ」をミックスして、そこからハリウッド的なもの(巨乳美女とか)を抜いた

・音楽はオープニングとダンスシーン以外あえてなしにした、音楽使うのはイージーすぎるから。

・主人公が酷い目に会うときに、彼が叫んでいるのか笑っているのかわからないようにした。彼はそれを嫌がっているのか、もしかしたら楽しんでるのかもしれない、そういう多義性がわたしは大好きなんだ。

・あのダンスシーンは脚本にはなかった。
プロデューサーに「村人たちのことをもっと観客に理解させろ」と言われたが、言葉で説明をするのは厭だった。

そんなとき、家でベルギーの古い映画 アンドレ・デルヴォー監督のUN SOIR, UN TRAIN を観たんだ。それはもう素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい。

その映画の中でアヌーク・エーメとイヴ・モンタンが電車の事故に会い、アヌークは瀕死になる。
モンタンはもう一人の若者と一緒に近くの村に助けを呼びに行く。

そこで美しいウェイトレスと出会うが、彼女は「死」の象徴なのだ。
彼女はダンスに誘う、モンタンは拒絶するが、ついに応じてしまう。
すると他の人々もダンスを始める・・・

それをみたときわたしは思ったんだ、オーマイガー!これはわたしが撮るべきものだ!このダンスシーンこそ映画の他の部分の全ても解くカギになる!」

それがこのシーン これ自体けっこう凄い! 
http://www.youtube.com/watch?v=I5TK1rKhTX8

Calvaireのダンスシーン はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=1owrlQlLExY

2作目の VINYAN についても語っていて

・フランス人のカップルの息子が津波で行方不明になり、妻は息子がビルマの奥地の人身売買の村に売られたと思いこんで、探しにいく。

・これは東西の対立についての物語だ。
我々西洋人は死は終わりであり、究極のタブーであると考える。
映画では最初は現実的だが、だんだんと幻想的なものになっていく・・・。


ということで、美人女優エマニュエル・ベアールの主演の凄くシリアスな映画なのに、なんで邦題が「変態島」になるの!?!?アタマがおかしい。

それはさておき、この映画前半はそのカップル、とくに妻が悶々としてる鬱陶しい話が続いて、実は半分で観るのやめてたのでした。

で、きのう残りの半分をみたら、舞台が東南アジアのジャングルに移ってから、めちゃめちゃコワイ!!!

美しい妻が妄執の虜になって正気を失っていくのも怖いし、謎の子供たちも怖い。
でも映像が、後半はジャングルの緑とか廃墟とかがとても美しくて、こういうのを撮りたかったんだろうなあと思った。 


http://www.youtube.com/watch?v=hNU689Y55ns


 だからといって、わざわざこんな話を撮る人は他にいないと思うけど、そこがツボです ^0^

次回作は、実在したシリアルキラーカップルの話だそうで、楽しみ楽しみ。
http://www.dreadcentral.com/news/37555/fabrice-du-welz-celebrates-his-honeymoon-killers-alleluia








DVD 「第9地区」

 
http://d-9.gaga.ne.jp/ 

もっとシリアスなSFなのかと思ってたら、「マーズ・アタック」(これも大好き)並の笑える、SFブラックコメディでした。
 

ヨハネスブルグ上空にある日突然巨大UFOがあらわれ、180万のエイリアンが降りてくる 

みためグロくて力もあり攻撃性もあるんだけど、おそらく彼らの上層部がなんらかの理由で死滅し、残った彼らはいわば女王蜂を失った働き蜂のように、リーダーがいないと何もできず、人間たちに隔離され、バラックに住みゴミの山をあさっている。 

しかしあまりに増えすぎたためさらに大きな隔離地区に移送されることになり、人権擁護の観点から各エイリアンたちに許可をお願いするために抜擢されたのが、主人公の小役人ヴィクス。 

エイリアンの中に実は一人(一匹?)だけ知性の高いのがいて自分たちの惑星に帰る研究をひそかに続けているんだけど、こいつの名前が「クリストファー・ジョーンズ」笑 

都会の人間たちは「共存なんてとんでもない」と、ほとんど関わりなく暮らしているが、難民地区のギャングや貧しい人たちはエイリアンたちと取引をしたりしてそれなりに交流している。 

エイリアンたちの外見はグロテスクなんだけど、動きや感情表現はほとんど人間。 

監督は「敵意でなく共感を感じてもらうために」と解説してたけど、地名もヨハネスブルグそのままだし、ナイジェリア人のギャングやアフリカ傭兵たちも登場して、これだけアパルトヘイト政策のカリカチュア丸出しにしておきながら「政治的な作品を作るつもりはなかった 南アの人たちの深刻な問題に土足でふみいって 申し訳ない 謝りたい」(音声解説)といっても、それは無理でしょうー 

設定を近未来とか架空の土地とかにすればもすこし風刺としてみえたかもしれないけど、あまりにもそのまんまなんで、観てるほうも、これを笑うことに罪悪感を感じますよ。 

しかしそれを別にすれば、とにかくこの主人公ヴィクス役の俳優さんがすっごく上手いので、ずっとひきこまれて飽きない。 

監督によれば、ヴィクスは「たいした仕事もしておらず何の根拠もないのにプライドだけ高い小役人」 
それが、自分自身がとんでもない状況におちいることによって、変わっていく、というとこがみどころ。 
やなやつなんだけど、憎めないキャラ、そして迫真の演技で、この役者さんがいなかったら映画は成功しなかったと思う。 

監督は「ハリウッド的ないい話にはしたくなかった」とはいうけど、まあそんなにひどい話にはなってない。 

かなり低予算だったらしいけど、工夫満載のSFXと、気合のはいったスプラッター場面で、わたしにはすごいツボでした。 
映画「デルタ〜小川国夫原作オムニバス」



渋谷UPLINKにて上映中

小川国夫という作家の小説を元にした3作オムニバスで、飴屋法水さんがでていて凄いらしい、ということしか知らずにいったんだけど、そもそも、シモン先生が出演して井桁裕子さんが人形を作った映画「アリア」(いまだ商業的に未公開)のときのスチルカメラマン与那覇さんが、飴屋さん出演の作品の監督なのだ、ということなど見たあとできいてわかった。

http://www.uplink.co.jp/x/log/003608.php

で その一作目「誘惑として、」

シモン先生のお得意の言葉でいうと、飴屋さんが「尋常でない」

う〜〜〜む。説明不可能です。

映画は、過去、現在が交錯して、静寂かと思うと熱を帯び、画面にぐっとひきつけられていたら 最後に すとーんと突き放された。

うううううん、凄い。

二作目「他界」

これも一人の俳優さんの演技がすごくて、それで最後までひきこまれてしまった。

三作目「ハシッシ・ギャング」

これだけいきなりポップな感じで、ドラッグワールドが描かれてるんだけど、後半ちょっと飽きちゃったなあ〜 風見鶏の作りものが一番よかった。



小川国男の小説も読んだことないんだけど、三作品に共通してでてくる主人公(語り手)の小説家が、人生において常に傍観者である虚無感のようなものが感じられた。

戦争にも女にもドラッグにものめりこめず、生きる実感を感じることのできない、かといって枯れきったわけでなく、命ある熱い肉体をもてあます、虚しさと焦燥感。
そのような人間にとって過去と現在、幻想と現実はいつしか交錯し、境界が曖昧になっていくものだ。

三作品の中で、やはり飴屋さんの存在がその世界を一番強烈に表現していた。

これは飴屋さんファンでなくても多くの人にみてほしい。

わたしも一作目もいちど観たい。
原作も読まなくては。


6日(金)まで15時19時の2回上映 7日から20日まで20時50分〜
それ以降に昼間上映があるかもとのことでした。








「シベールの日曜日」



「わたしが死んだら、あなたも死ぬ?」

 と尋ねるシベール12歳。

「うん」

と答えるピエール30歳。


http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/629358

http://cineablog.wordpress.com/2010/04/09/les-dimanches-de-ville-davray-serge-bourguignon-1962-chronique-cinema/

「シベールの日曜日」、ついにDVD化!
パッケージも美しくて、うれしい。

ロリコン映画の金字塔とか言われてるけど、あらためて観て、これはやはり、無力で孤独な二人のお話だと思った。

二人が森と湖で遊ぶモノクロの映像はほんとに美しい。
(わたしのmixiのアイコンはずっとこのシーンの画像)

シベールはけっこうおませだけど、大人っぽいところとコドモっぽいところが混ざってるところが魅力で、特に変な(?)お姫様だっこをしてもらうところがかわいくて好き。

そして最後のシベールの叫びを聞いて、涙涙。。。。。


 

Alice in Wonderland
    

展示会も無事終わって、ティムバートンのアリスやっと観ました。

http://www.disney.co.jp/movies/alice/

衣装とか背景がすっごく綺麗だったので、通常版で観てよかったです。
(あと3Dだと絶対目まわる)

アリスは、ヨロイを着た姿が一番ぐっときた。
もともと 闘う少女萌え(セイバーとかセイバーとかセイバーとか)なので、これは今までにないアリスですばらしい。

白の女王がゴージャスできれいだけど変わったメイクだなーと思ってたら、七戸画伯が「あれはシモンドールだよね」とご指摘。
確かに!!

実写をバリバリにCG加工した映画もかなり好き(キャシャーンとかシンシティとか300とか)なので全く違和感なかったんだけど、ティムバートンのこの映画の変な登場人物たちは、なんとなくコドモの悪夢みたいなデジャヴ感があるというか。。。


「アリス症候群」という症状があるというのをわりと最近知ったんだけど

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

典型的な症状は、眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにもかかわらず、一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、または大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。 例えば、子供が自分の母親が自分より小さくなったように感じたり、蚊が数十 cm もあるように見えたりする(WIKI)

わたしは小学3・4年生のころ この症状がずっとあって、学校で先生の顔をじっとみてると、ほんとに赤の女王のようにアタマだけずんずんおっきく見えてくるので困った。

このビジュアルの記憶はとてもはっきりあるんだけど、けっこうふつうにコドモにある症状らしい・・・・

こわいですよね

コドモからみたら 大人は大きいだけでコワイのに。


この映画では、アリスも白の女王もみんなキレイな大人で、赤の女王だけがわがままで醜いコドモみたいだった。

ラストは赤の女王がなんかかわいそうだなー・・・と思ってしまう、オトナ嫌いのわたし。

エンディングのアヴリルの歌もいい 
http://www.youtube.com/watch?v=8Ye64r-_k1I 













DVD 「サガン」


劇場で見逃したけど、やっとレンタルで観ることができた。

http://www.sagan-movie.com/

「カポーティ」もすごかったけど、これもほんとうに、サガン本人じゃないかと思わせるような役者の演技と素晴らしい脚本、演出。

サガンの少女っぽく優しげな表情がとてもいい・・・・

こんなに才能があって、売れて、なのにどうしてこんな孤独な人生を送ってしまうんだろうという人もあるかもしれないけど、こんな才能のある人は、人並のシアワセな人生は望めないのではないかと思ってしまう。

才能というか感受性というか・・・・傷つくからこそ美しいものを創ることができる、自分の魂を削ることによって。
 

ミステリー以外で全部作品好きな女性作家はサガンだけ。

インタビュー形式の自伝エッセイ「愛と同じくらい孤独」はわたしのバイブル。


http://www.youtube.com/watch?v=oROFsmlun38
DVD 「ビヨンド」 「遊星からの物体X」
  

ずっとみたかったルーチョ・フルチ監督の「ザ・ビヨンド」がツタヤにあった。

いやーイタリアホラーはやっぱりいいなあ。

この映画はクトゥルー神話が原作、とか聞いて観たいと思ってたんだけど、やっぱりほとんど関係なしでした(笑

http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/worst/zombie/beyond.html
↑このレビューがうまいので、コピペすると、

「とにかく、目玉が飛び出すわ、硫酸で顔が溶けるわ、蜘蛛が舌を食べるわ、犬が喉笛を喰いちぎるわ、少女の頭がハジけるわ、まさに人体崩壊見本市で、最初から最後まで驚きっぱなしだ。だからこそ本作は「フルチの最高傑作」なのである。物語が支離滅裂で「最低」だろうと構わない。フルチのじいさんに誰もまともな物語など期待していないのだ。」

ひとくちに「B級」といっても、なんでもいいんじゃなくて、やっぱり作ってるほうのアツイ情熱が伝わってくるからこそ、ぐっとくる。

ラストも唐突でナイス。


ちなみに、スチュアート・ゴードン監督の「フロム・ビヨンド」はやっぱりアメリカぽくて下品なので、パス。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD7883/


それから「遊星からの物体x」ジョン・カーペンター監督のリメイク版。

これも、とんでも映画かな。。。と期待してなかったんだけど、けっこうまじめなSFホラーで、特殊メイクもすごいけど、閉鎖された空間で、数人の男たちが「誰がアレか!?」と疑心暗鬼になっていくところがおもしろくて、よくできてた。 

http://www.youtube.com/watch?v=ouZkkIsLiNg 
「悲夢」 「ダウト あるカトリック学校で」

この連休はDVD観ながらひたすら作業。

横浜に「アリア」(シモン先生出演、井桁裕子さん人形制作)観に行きたかったけど、時間なくなりました。しくしく。
http://www.lavalse.jp/aria/

横浜黄金町映画祭
23日15時からも「アリア」上映あります
http://www.koganecho.com/




「悲夢」
http://www.hi-mu.jp/

オダギリジョーは、主演ですごくよかったのは「アカルイミライ」と「ゆれる」くらいで、「イン・ザ・プール」とか「パビリオン山椒魚」とか「たみおのしあわせ」とか、もう「わざとつまんない映画選んでるのか?」としか思えないのが多いので、この韓国映画もあまり期待してなかったんだけど、
これはよかった。

予告編で「憎いのに愛してしまう」とかなんとか言ってたので、なにか復讐がテーマみたいな話かな、と思ってたら、もっとシュールで不思議な話で、コッポラの「胡蝶の夢」よりずっとおもしろい。

オダジョーの見る夢を、夢遊病で現実に行動してしまうという難しい役どころのヒロインの女の子もきれいでうまい。

衣装もかっこよくて、北村道子?と一瞬思ったけど韓国の人だった。

「世界がもっとも注目する監督”のひとりとして熱狂的な信者を多くもつ鬼才キム・ギドク」の他の作品も観てみたい。 



「ダウト あるカトリック学校で」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14122/index.html

メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが出てるので、まあおもしろいだろうと思って借りたら期待どおりで、舞台劇みたいだなーと思ったら、その通りだった。

ただ脚本や演技が上手いだけじゃなく、映像もしっとりと美しくて、これは傑作だ。

 

DVD 「コワイ女」 鋼(はがね) 鈴木卓爾監督
 


若手実力派監督三人のオムニバス「コワイ女」
http://www.kowai-onna.jp/

1作目の「カタカタ」は、見た目コワイけど幽霊だかなんだかわかんないお化けがでてくるだけで、ぜ〜んぜんおもしろくなかったので、「やっぱりB級か・・しかしひねりもなんもないな・・」とがっかり。
B級でもC級でもいいんだけど、「これは一味違う!」っていう意外性がほしいのよ。

で、モンダイの2作目「鋼 −はがね-」
http://www.kowai-onna.jp/hagane.html

自動車整備工場で一人で働く青年関口が、社長に「妹をデートに連れてってやってくれよ」と頼まれて、いかにも気が弱く内向的そうな彼は言われるままに社長の家に迎えにいく。

「妹の、ハガネだ」
と紹介されてでてきたのは、

以下ネタばれ




腰までずたぶくろをかぶった、しかし超美脚の女の子!!
まずこのビジュアルインパクトがすごい!!

なぜズダ袋なのか、全く説明なし(笑

しかもこのハガネちゃんは一言もしゃべらず、関口くんがなんか言っても急にゴキゲンそこねてダッシュで逃げたり、急に切れて殴るける!
かと思うと、ベッドに寝転がって、美脚で関口くんをつつつーっとなぶったり。

そして明らかに不気味なのに、その気になってしまう関口くん19歳(笑

その後ハガネちゃんはどんどん過激になっていき、中身もなにがなんだかわかんないまま恐ろしく・・・・・

いや〜もうラストまで全てがおもしろかった!!


この関口くん役の柄本佑は、個性派俳優柄本明の息子だそうで、そのなんともいえないぼーっとした演技がお父さん譲りで上手い。

社長役の香川照之も、あくが強くて不気味。

映像も暗くて不気味、でも手作り感あふれてて妙なあたたかみがある。


監督の鈴木卓爾は1967年生まれ、監督だけでなく俳優としても出演したり、NHKの「さよなら3組」や「中学生日記」の脚本も書いてるというのがおもしろい。

最新作「私は猫ストーカー」はつい先週終わってしまった!
おもしろそうなので、残念〜
DVDでたら観よう。
http://nekostalker.jp/

ハガネちゃんキャラの原案と脚本は1976年生まれの山本直輝という人で、黒沢清の映画美学校第一期生というので、なるほど〜と思った。
このハガネちゃんの不条理な感じはいかにも黒沢清風、でももっと若々しくて軽やかというか。
この人は今後要チェック。


三作目の「うけつぐもの」は、天才子役須賀健太くんがすばらしく、おかあさん役の目黒真希がきれいでよかったけど、まあ映画としてはフツウ。


レンタルで借りたんだけど、とにかくハガネちゃんが気に入ってしまい、メイキングやショートフィルムのはいってるスペシャルエディションを買ってしまった!

特典映像のメイキングはハガネちゃん役の女優さんの苦労がわかったりしておもしろかったけど、楽しみにしてた「ハガネちゃんショートフィルム」は、ばかばかしさはともかくとして、わざとだと思うけどあまりにもムサクルシイおにいさんばっかりでてきて、それがレオタードで踊ったりするので、気持ちわるすぎる・・・・・

でもハガネちゃんのキャラクターはこれで終わらせるには惜しいので、ぜひちゃんとした続編を作ってほしい!!(←とにかくツボった)

ホラー映画ファンというよりも、黒沢清などの好きな不条理映画ファンに、あるいは単に脚フェチの人に、オススメです!!